鋭く伸びて新馬Vを決めたジープルメリア=札幌競馬場
「2歳新馬」(札幌5R・芝1500m)
ゴール前の末脚が際立った。5番人気の米国産馬
ジープルメリア(牝、父
ストリートセンス、栗東・南井)が鮮やかに差し切ってデビューV。道中は馬群の中でじっくり構えて直線は外へ。加藤の左ステッキが入るごとにギアを上げ、ワンテンポ先に抜け出した1番人気の
キャンディバローズを首差とらえてゴールした。勝ちタイムは1分30秒5。さらに1馬身半差の3着には好位でレースを進めた7番人気の
アビスが続いた。
加藤は「内で我慢して力まずに走ってくれました。力が一枚違う感じでしたね。今後が楽しみです」と、高い素質を感じ取っていた。