好位から抜け出したクロスクリーガーが完勝(撮影:下野雄規)
9日、新潟競馬場でレパードS(3歳・GIII・ダ1800m)が行われ、道中は好位につけ、徐々に前へ進出していった岩田康誠騎手騎乗の1番人気クロスクリーガー(牡3、栗東・庄野靖志厩舎)が、直線で逃げた2番人気ゴールデンバローズ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)を交わして抜け出し、最後は中団から早めに動いて差を詰めた3番人気ダノンリバティ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分51秒9(良)。
さらに1.3/4馬身差の3着に11番人気タマノブリュネット(牝3、美浦・高柳瑞樹厩舎)が入った。なお、ゴールデンバローズはタマノブリュネットから1.3/4馬身差遅れての4着に終わった。
勝ったクロスクリーガーは、父アドマイヤオーラ、母ビッグクィーン、その父ブライアンズタイムという血統。前走のジャパンダートダービーではノンコノユメの末脚に屈したが、ここで改めてその力を見せつけ、今後の重賞・GI戦線に向け弾みをつけた。
【勝ち馬プロフィール】
◆クロスクリーガー(牡3)
騎手:岩田康誠
厩舎:栗東・庄野靖志
父:アドマイヤオーラ
母:ビッグクィーン
母父:ブライアンズタイム
馬主:辻高史
生産者:北星村田牧場
通算成績:8戦5勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:兵庫CS(GII)