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【関屋記念】マジェスティハーツ&森騎手、人馬初重賞制覇を狙う

2015年08月14日 19:00

トライアビット着用で関屋記念制覇を狙うマジェスティハーツ(撮影:花岡貴子)

 関屋記念に向けてマジェスティハーツが好気配をみせている。
 今週はレースでも騎乗する森一馬騎手が騎乗し、少々内にもたれながらもマルカファインに先着した。もたれる癖については、成長期に腸骨を骨折したのが原因と言われている。
「身体的な理由なのでどうしようもないが、左まわりのほうがマシですね。状態はいいので期待しています」(中山助手)

 今回は特殊ハミの一種であるトライアビットを利用する。トライアビットは、リングハミの円の部分の上部が直線に近い緩やかなカーブになっている。この形状だと口の中に入れる部分がまっすぐ水平なので、ちょうど馬の口にはまる。行きたがる馬の矯正に役立ち、かつ比較的あたりの柔らかいハミなのでリラックスして走れるという。

 マジェスティハーツはこれまでリングハミもトライアビットも使用してきたが、今回は2週前の追い切りでトライアビットに換えたら真っ直ぐ走ったのでレースでの装着を決めたそうだ。

「直前の追い切りでは、トライアビットに換えてた効果を高めるためにあえてつけませんでした。それでも追い切りではしっかり動いてくれました。状態のよさとトライアビットの相乗効果があるといいですね」と森騎手は笑顔をみせた。

 馬体は若干余裕はあるが「輸送で絞れるだろうし、もともと使い詰めるより余裕のある使い方のほうが結果がいい」(中山助手)のでこの点は心配なさそうだ。

 森一馬騎手は「後輩の松若騎手も重賞を勝ったことが刺激になった」とのこと。
「腹を据えて騎乗して、結果を出したいです」と、熱く意気込みを語っていた。
(取材・写真:花岡貴子)

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