ペルソナリテなど、新潟2歳S 1週前厩舎情報/美浦トレセンニュース

2015年08月20日 15:45

着差はわずかながら、勝負強さで2連勝中のペルソナリテ(撮影:佐々木祥恵)

 8月30日(日)に新潟競馬場で行われる新潟2歳S(GIII・芝1600m)に出走予定の美浦所属各馬の1週前情報。

 新馬、ダリア賞(2歳OP)と2連勝中のペルソナリテ(牝2・美浦・相沢郁)について、相沢調教師。
「前走は厳しい内容の競馬になり、馬に勝たせてもらうような形でしたね。2歳牝馬の場合、厳しいレースが続くと走らなくなってしまうこともあるので、その点が少し心配です。ただ小柄ですけど飼い葉は食べていますし、前走後も順調です。距離延長も問題ありません。間隔が詰まっていますし、今週は追い切りはやりません」

 ヒプノティスト(牡2・美浦・奥村武)について、奥村調教師。
「今週の追い切りでは、障害重賞に出走するレベルの馬(カシマシンセイ・牡6・障害OP)と互角にやって動きも良かったですし、大したものだと思います。柴田(善)騎手がこの馬を高く評価してくれていて、追い切り後の評価も良かったです。来週はジョッキーが乗らずに調整をする予定です」

 ロードクエスト(牡2・美浦・小島茂之)について、田辺裕信騎手。
「馬と並べると過剰にムキになるので、今日(8/20)の追い切りでは併せるにしても馬をあおらないように、プレッシャーを与えないような内容にしました。ただ負荷をかけたかったので、相手に並んだ後、抜け出してから馬を動かしました。わりと癖もつかめましたし、良い感じに脚が使えそうですね。切れるという感じではなく長く脚を使うタイプですが、新馬の時よりは力をつけてきていますし、今回はもう少し切れる脚を使ってくれればと思います。あとは舞い上がって気が入ってしまうところがありますので、レースまでムキにならないように持っていければ良いですね」

 ファド(牝2・美浦・矢野英一)について、矢野調教師。
「前走のダリア賞(4着)は気の悪さが出て外へと行ってしまい、ジョッキーも矯正し通しでしたので、参考外の一戦ですね。スムーズに2、3番手につけていければ、また違ったかもしれません。まだキャリア2戦目ですし、仕方ないと思います。新潟2歳Sはあくまで挑戦者の立場で臨みます」

 ウインファビラス(牝2・美浦・畠山吉宏)について、畠山調教師。
「前走の未勝利戦(1着)は抜け切れる感触はあったのですが、前に突っ張って走っていて接戦になりました。まだそのような幼さがあるようですね。今週(8/19)は松岡騎手が乗って、ウッドチップコースで3頭併せの追い切りをしました。この馬が後ろから追いかける形でしたが、終いの脚は良かったです。今週は速い時計を出しましたし、輸送を控えた来週は微調整程度の追い切りを予定しています。母のサマーエタニティもウチの厩舎にいました。母はスピード型で短距離で走っていましたが、この馬は父がステイゴールドということもあり、距離の融通がききますね」

 カネノイロ(牡2・美浦・佐藤吉勝)について、佐藤調教師。
「1400mの新馬戦で勝ちましたが、競馬の内容を見ても距離はこなせると思います。1度使った後の調子落ちはないですし、順調です。差し脚が生きる展開になってほしいですね。どんな競馬をしてくれるか楽しみです」
(取材・写真:佐々木祥恵)

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