29日、新潟競馬場で新潟ジャンプS(3歳上・JGIII・障害3250m)が行われ、中団でレースを進めた金子光希騎手騎乗の8番人気ティリアンパープル(牝5、美浦・金成貴史厩舎)が、最後の3〜4コーナーで差を詰め、直線の最終障害を越えて先頭に立ち、直線で外にヨレる面を見せつつも脚を伸ばした2番人気グラッツィア(牡7、栗東・角居勝彦厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分29秒7(稍重)。
さらにクビ差の3着に1番人気エーシンホワイティ(牡8、栗東・松元茂樹厩舎)が入った。なお、3番人気タナトス(牡7、栗東・森秀行厩舎)は7着に終わった。
勝ったティリアンパープルは、父ジャングルポケット、母メイクヒストリー、その父サンデーサイレンスという血統。障害14戦目(通算22戦目)で重賞初制覇を果たした。また、鞍上の金子光希騎手、本馬を管理する金成貴史調教師にとってもこれが初めての重賞勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ティリアンパープル(牝5)
騎手:金子光希
厩舎:美浦・金成貴史
父:ジャングルポケット
母:メイクヒストリー
母父:サンデーサイレンス
馬主:飯田正剛
生産者:千代田牧場
通算成績:22戦2勝(重賞1勝)