7歳馬サンライズペガサスが押し切る

2005年10月09日 15:39

 9日、東京競馬場で行われた毎日王冠(3歳上、GII・芝1800m)は、後藤浩輝騎手騎乗の9番人気サンライズペガサス(牡7、栗東・石坂正厩舎)が、好位追走から直線で早めに先頭に立つと後方から脚を伸ばした6番人気テレグノシスに1.3/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分46秒5(稍重)。さらに1馬身差の3着には13番人気ケイアイガードが入った。

 勝ったサンライズペガサスは、父サンデーサイレンス、母ヒガシブライアン(その父ブライアンズタイム)という血統。伯母には93年京王杯オータムH(GIII)3着のウェディングケーキ(父リアルシャダイ)がいる。01年1月に迎えたデビュー戦で初勝利。02年大阪杯(GII)で重賞初制覇を成し遂げている。芝中距離路線での活躍を嘱望されていたが、02年天皇賞・秋(GI)3着後に右前浅屈腱炎を発症。1年後の03年天皇賞・秋(GI)で復帰(6着)するも、再び脚部不安を発症し休養に入っていた。今年2月の京都記念(GII)で約1年2ヶ月振りに戦列復帰(11着)すると、復帰2戦目となった中京記念(GIII)を2着と好走、続く大阪杯(GII)では約3年ぶりの勝利を挙げている。天皇賞・春(GI)は14着、宝塚記念(GI)は不利も祟り、5着に敗れていた。この勝利で重賞・3勝目、通算成績を21戦6勝とした。

 鞍上の後藤浩輝騎手、管理する石坂正調教師共に同レース初制覇。JRA重賞は、後藤浩輝騎手が先月25日にホオキパウェーブで勝利したオールカマー(GII)以来、通算31勝目。石坂正調教師は、今年5月にサカラートで制した東海S(GII)以来、通算9勝目。

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