12日、荒尾競馬場で行われた九州記念(ダート2000m、1着賞金100万円)は、山口勲騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝130円)インターレジェンダ(セン7、佐賀・東眞市厩舎)が、3番人気アラビアンカラーとの叩き合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは2分13秒0(良)。さらに1馬身離れた3着には5番人気ホッカイカトリーヌが入った。
勝ったインターレジェンダは、父サンデーサイレンス、母パンチョズコロニー(その父Pancho Villa)という血統。02年4月に北海道・中村光春厩舎からデビューし、2勝を挙げて02年10月に兵庫・住吉朝男厩舎に転厩。兵庫移籍初戦を勝利で飾ると、そこから04年1月の新春賞重賞(園田・ダート1870m)で3着に敗れるまで連続連対記録を20(うち10連勝含む)まで伸ばし、移籍後は目覚ましい活躍を見せていた。その後も安定した成績を残し、05年秋に佐賀・東眞市厩舎に転厩、初戦を勝利で飾り、ここに臨んでいた。この勝利で重賞初制覇、通算成績を51戦20勝とした。