クインズミラーグロが差し切り、秋華賞への切符を獲得した(撮影:下野雄規)
12日、中山競馬場で紫苑S(3歳・牝・OP・芝2000m)が行われ、中団でレースを進めた吉田豊騎手騎乗の8番人気クインズミラーグロ(牝3、美浦・和田正道厩舎)が、直線で脚を伸ばして、好位追走から一旦は抜け出した5番人気ホワイトエレガンス(牝3、美浦・国枝栄厩舎)を捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分0秒2(良)。
さらに1/2馬身差の3着に6番人気エバーシャルマン(牝3、美浦・堀宣行厩舎)が入った。なお、3番人気アースライズ(牝3、栗東・矢作芳人厩舎)は7着、2番人気ゴールデンハープ(牝3、美浦・戸田博文厩舎)は9着、1番人気テンダリーヴォイス(牝3、美浦・萩原清厩舎)は11着に終わった。
勝ったクインズミラーグロは、父マンハッタンカフェ、母ジャストトゥートゥー、その父In Excessという血統。本馬及び2着のホワイトエレガンスは、10月18日に京都競馬場で行われる秋華賞の優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆クインズミラーグロ(牝3)
騎手:吉田豊
厩舎:美浦・和田正道
父:マンハッタンカフェ
母:ジャストトゥートゥー
母父:In Excess
馬主:クイーンズ・ランチ
生産者:富田牧場
通算成績:10戦3勝