「2歳新馬」(阪神5R・芝1400m)
強気の競馬が功を奏した。ハーツクライ産駒の10番人気
ウォーターミリオン(牡、栗東・田所)が波乱を演出。道中は後方3番手に位置取ると、ペースが落ち着いたところで馬群の外を一気に進出。3コーナー過ぎで早くも先頭に躍り出ると、直線では他馬の追撃を寄せ付けることなく、1馬身3/4差をつけて押し切った。勝ちタイムは1分24秒9。3頭横一線の2着争いは、外から追い込んだ3番人気
ファンタサイズが最先着。首差の3着は1番人気の
タイセイアモーレ、さらに鼻差で2番人気
マカレアが続いた。
「向正面で仕掛けましたが、うまく行きましたね。前向きさに欠けるので距離が延びてもいいと思う」と武幸。田所師は「
スピードに乗ってからすごかった」と10番人気での激走を喜んでいた。