マツリダバッハが初陣飾る、国枝師「心身ともにこれからの馬」/中山新馬

2015年10月05日 12:00

見事にデビュー戦を勝利で飾ったマツリダバッハ(左)=中山競馬場

「2歳新馬」(中山5R・芝1800m)

 ダービー馬の弟が秋の中山でV発進を決めた。2番人気のディープインパクト産駒マツリダバッハ(牡、美浦・国枝)が、1分53秒2のタイムで快勝。ゆったりしたペースのなか、道中は好位のインで流れに乗ると、直線で兄譲りの切れ味を発揮。内から突き抜け初陣を飾った。異父兄は10年日本ダービー、12年天皇賞・秋を制したエイシンフラッシュ。今後の飛躍が楽しみな良血馬が勝ち上がった。1馬身1/4差の2着は3番人気のシンボリラパス、さらに3/4馬身差の3着には4番人気のミヤビエンブレムが入った。なお、1番人気のエレクトロポップはゴール前のひと伸びを欠き4着に終わった。

「ケイコでは物足りなさがあったけどね。素質でしょう」と蛯名は実戦での変わり身に驚きを隠せない。今年の千葉サラブレッドセールで1億9000万円(税抜き)の高値を付けた、GI2勝馬エイシンフラッシュの半弟。「心身ともにこれからの馬」と国枝師は成長を促しつつ、今後のローテを決めていく方針だ。

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