3日、名古屋競馬場で行われたゴールドウィング賞(2歳OP、ダート1600m、1着賞金300万円)は、福重正吾騎手騎乗の2番人気ゴールドハートラン(牝2、愛知・荒木市雄厩舎)が好スタートから先頭に立つと、好位から差を詰めた5番人気インパクトワンに2馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分44秒5(良)。さらにハナ差の3着には7番人気ペアーガイヤが入った。
勝ったゴールドハートランは父タイキシャーロック、母はトキノスキー(その父エルセニョール)という血統。05年7月22日のフレッシュゴールド2歳(名古屋・ダート800m)でデビュー(1着)。続く2戦目も3馬身差で優勝し、1戦取り消した後に臨んだ園田プリンセスカップ(園田・ダート1400m)は、ティーサー(牝2、兵庫・野田忍厩舎)の2着に敗れた。前走のJBCカウントダウン2歳(名古屋・ダート1400m)では、軽快に逃げ快勝していた。通算成績5戦4勝(重賞1勝)。タイキシャーロック産駒は、地方・中央通じて重賞初制覇となった