5日、京都競馬場で行われた2R・2歳未勝利(芝2000m)は、上村洋行騎手騎乗の3番人気アグネスヨジゲン(牡2、栗東・浜田光正厩舎)が、後方待機策から直線で末脚を伸ばし、好位から進出した4番人気マコトタイセイをクビ差交わして初勝利を挙げた。勝ちタイムは2分01秒5(良)。さらにクビ差の3着には9番人気セレーノカントが入った。
勝ったアグネスヨジゲンは、父アグネスタキオン、母は4連勝で00年4歳牝馬特別・西(GII)を制し、続く桜花賞(GI-4着)では圧倒的1番人気(単勝180円)に支持されたサイコーキララ(その父リンドシェーバー)という血統。伯父に98年中日スポーツ賞4歳S(GIII)で3着に入ったサイコーデボネアがいる。8月20日のデビュー戦(札幌・芝1200m)で3着に入り、その後も札幌で4、2着と好走していた。通算成績4戦1勝。アグネスタキオン産駒はJRA2歳世代19頭目の勝ち上がりとなった。