「2歳新馬」(中山6R・芝2000m)
着差以上のインパクトでV。1番人気の
サーブルオール(牡、父
ハービンジャー、美浦・萩原)が、抜群の切れ味を披露して新馬勝ちを決めた。道中は中団やや後方で折り合い、直線では大外へ。柴山のアクションに応えて鋭伸すると、いったんは完全に抜け出した4番人気の
ギャラントグリフ(2着)の外から、メンバー最速の上がり34秒3の末脚で強襲。ゴール前で首差とらえてフィニッシュした。勝ちタイムは2分5秒0。2着から1馬身半差の3着には6番人気の
パルクフェルメが入った。
「調教でも返し馬でも気が良過ぎるので折り合いだけ気を付けた」と柴山。「強いですね。最後に右にもたれて若さが出たが、それであれだけいい脚を使っている。楽しみです」と声を弾ませた。