ゴール前の接戦を制したエイシンリンリン(左)=阪神競馬場
「2歳新馬」(阪神6R・ダート1400m)
逃げ切りをもくろむラ
イバルを目標に、3番人気の
エイシンリンリン(牝、父サウスヴィグラス、栗東・高橋康)が力強い伸び脚を発揮。ゴール寸前で鮮やかにとらえた。タイムは1分27秒2。道中は中団を追走し、直線で前をかわし去った。首差の2着は逃げた2番人気の
ラインダール、さらに首差の3着は後方2番手から猛然と脚を伸ばした5番人気
ポッドクヒオだった。なお、1番人気の
ベルリンガーは好発から好位のインへ。直線で外に出したが、伸び切れずに5着に敗れた。
ルメールは「長くいい脚を使ったね。ダート1400mもちょうどいい」と話した。高橋康師は「まだフワフワして走っているが、これを機に変わるかもしれない」と今後のさらなる進化に期待していた。