18日、名古屋競馬場で行われたゴールド争覇(ダート1900m、1着賞金300万円)は、吉原寛人騎手騎乗の8番人気
マヤノオスカー(牡5、金沢・田嶋弘幸厩舎)が、3番手追走から直線抜け出し、外から迫った3番人気
タフネスゴールドに1.1/2馬身差をつけて優勝。勝ちタイムは2分03秒6(良)。さらにハナ差の3着には9番人気
ストロングライフが入った。
勝った
マヤノオスカーは、父アフリート、母スリーソウツ(その父Halo)という血統。02年12月に栗東・坂口正大厩舎からデビュー。2戦目の新馬戦で初勝利を挙げ、続く白梅賞(3歳500万下、勝ち馬ネオユニヴァース)では14着と大敗した。その後勝ち星を挙げることなく、04年8月の障害3歳上未勝利(小倉・障2900m)10着を最後に、JRA通算10戦1勝(うち障害1戦0勝)の成績で金沢・田嶋弘幸厩舎に移籍。今年5月の移籍後初戦を大差で圧勝すると、続く2戦も8馬身、6馬身差で勝ち3連勝を飾った。その後は勝ち鞍に恵まれなかったが、前走まで、6戦して2着4回(3着1回)という安定した成績を残しており、今回の重賞初制覇となった。通算成績20戦5勝(うちJRA10戦1勝)。