シルクHC

アストラエンブレム小島茂師「関東馬の代表としていい競馬を」/シンザン記念

2016年01月07日 18:30

美浦坂路で併せ馬を行ったアストラエンブレム(右)

 ハロー明けの整地された美浦坂路へ姿を現したアストラエンブレム。外のマサノハナチャン(4歳500万)と併入し、4F54秒9-40秒5-13秒3を計時した。決して速いタイムではないが「遅くても併せた方がいいだろうと。速くなり過ぎるのだけは嫌だった」と小島茂師は予定通りの内容を強調。「単走でもいいと思ったが、先週の併せ馬がすごく感じが良かったので同じイメージで乗った」と説明した。

 異父兄ブライトエンブレムは中山金杯で伸び切れず6着。「兄弟でも似ているのは顔ぐらい。ブライトは瞬発力がないが、アストラにはしなやかさがある」と違いを語る。490キロ台の兄に比べて、こちらはひと回りコンパクト。中京の新馬戦では470キロ、新潟の2戦目は462キロ、前走、東京のサウジアラビアRCでは452キロと走るたびに体重が減った。6日の朝は鞍を置いた状態で469キロだったという。

 関西への輸送は初めてとなるが「初戦も2戦目も意外に輸送では減らなかったので」と心配していない。課題のゲートも「今回は(放牧から)帰ってきてから初めて一度も立ち上がっていない」と成長を実感している。「京都へ行くリスクはあるが、キャリアにもなる。どうせ行くなら関東馬の代表としていい競馬をしたい」。関東馬復権のムードが漂う中、胸を張って西下する。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。