「3歳新馬」(東京2R・ダート1400m)
鮮やかに差し切った。7番人気のアロヒ(牡、父
カネヒキリ、美浦・小西)が1分28秒1のタイムで重馬場での攻防を制した。スタートがゆっくりで道中は中団後方を追走。外へ持ち出されると、直線半ばから1完歩ごとに差を詰めてゴール手前で勝利を決めた。母系には82年のエリザベス女王杯馬
ビクトリアクラウンが名を連ねる。なお、3/4馬身差の2着は1番人気の
ゾンコラン。先行馬を見ながら進めて、直線でいったんは抜け出したが、勝ち馬の決め脚に屈した。さらに3/4馬身差の3着は4番人気の
サンペドロだった。
「まだ体に余裕があって、ゲートも速くないので新馬戦はどうかと思ったが、ペースが流れたのが良かった」と田辺。小西師は「(調教)時計もそこそこ詰まってきていたので。もう少し絞れれば、まだ良くなるのでは」と伸びしろを強調していた。