3日、阪神競馬場で行われた千両賞(2歳500万下、芝1400m)は、中舘英二騎手騎乗の5番人気ゴウゴウキリシマ(牡2、栗東・梅田康雄厩舎)が、好スタートから2番手に控えると、直線で早めに抜け出して、内から迫る8番人気フミノサチヒメを3/4馬身差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分22秒9(良)。さらに3/4馬身差の3着には後方から追い込んだ4番人気セイウンワキタツが入った。
勝ったゴウゴウキリシマは、父キングヘイロー、母マルシンアモン(その父バイアモン)という血統。04年北海道オータムセール1歳にて250万円で落札された。デビュー戦、2戦目と4着に敗れたが、3走目の2歳未勝利(小倉・芝1200m)で初勝利。その後は、重賞に2戦挑戦するも結果を残せず、前走・京都(2歳500万・芝1800m)も3着に敗れていた。通算成績7戦2勝。
管理する梅田康雄調教師は、この勝利でJRA通算300勝を達成した。