クロカミの仔、カレンスターボーイが快勝

2005年12月04日 12:00

 4日、阪神競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1400m)は、福永祐一騎手騎乗の4番人気カレンスターボーイ(牡2、栗東・安田隆行厩舎)が中団追走から直線鋭く伸び、2番人気クレバージェフリーに1.1/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分26秒7(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には6番人気のテイエムオーディンが入った。

 勝ったカレンスターボーイは、父アグネスタキオン、母は97年の京王杯オータムH、府中牝馬S(共にGIII)などJRA・7勝を挙げたクロカミ(その父Caerleon)という血統。半姉に04年兵庫ジュニアGP(交流GIII)3着のクロウキャニオン(牝3、栗東・橋口弘次郎厩舎、父フレンチデピュティ)、従兄に今年の根岸S(GIII)、白山大賞典(交流GIII)、浦和記念(交流GII)2着のハードクリスタル(牡5、栗東・作田誠二厩舎)がいる。03年セレクトセールにて5300万円で落札されていた。デビュー2戦は芝のレースで共に7着と敗れており、今回初のダート戦での勝ち上がりとなった。通算成績3戦1勝。

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