自己条件に戻ってガラリ一変。小倉10R・かささぎ賞(芝1200m)は2番人気の
キングハート(美浦・星野)が差し切りを決めた。先行各馬の直後で内にこだわったポジショニング。インコースから鮮やかに突き抜けて、2着馬の追撃を3/4馬身差で振り切った。勝ちタイムは1分9秒8。2着は勝ち馬の後を追うように伸びた13番人気の
スナークスカイ。さらに3/4馬身差の3着は11番人気の
マイネルパッセ。1番人気の
フルムーンソングは果敢にハナを奪ったものの、最後は力尽きて12着に終わった。
「福島での3走前の競馬(未勝利V)が良かったので、いいイメージを持って乗ることができました」と胸を張ったのは中谷。「手応えが良くて、追えば伸びてくれると思って運びました」と振り返ったように完勝と言える内容だった。次走は未定。