紅一点のマジックタイムが差し切り重賞初制覇(撮影:下野雄規)
3日、中山競馬場で行われたダービー卿チャレンジT(4歳上・GIII・芝1600m)は、中団でレースを進めたA.シュタルケ騎手騎乗の5番人気マジックタイム(牝5、美浦・中川公成厩舎)が、直線で内を突いて脚を伸ばし、3番手追走から一旦は先頭に立った4番人気ロゴタイプ(牡6、美浦・田中剛厩舎)を捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒8(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に2番人気サトノアラジン(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)が入った。なお、3番人気ダッシングブレイズ(牡4、栗東・吉村圭司厩舎)は6着、1番人気キャンベルジュニア(牡4、美浦・堀宣行厩舎)は8着に終わった。
勝ったマジックタイムは、父ハーツクライ、母タイムウィルテル、その父ブライアンズタイムという血統。並みいる牡馬を見事破って初めての重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆マジックタイム(牝5)
騎手:A.シュタルケ
厩舎:美浦・中川公成
父:ハーツクライ
母:タイムウィルテル
母父:ブライアンズタイム
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
通算成績:17戦5勝(重賞1勝)