ファルブラヴ、来年は日本で繋養

2005年12月09日 08:45

 02年{race=200206040810:ジャパンC}(GI)の勝ち馬で、今年は英国のチェヴァリーパークスタッドにレンタル移籍していた{horse=1998190004:ファルブラヴ}(牡7)が、来年1月に帰国。早来の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送ることになった。

 これは同スタリオンステーションが発表したもので、関係者は「1年間で帰ってくるのは予定通りです。今年生まれた初年度産駒の評判も良く、帰国を望む声が多かったのでほっとしています。あとは無事に到着を待つだけですね」と声を弾ませている。なお、来年度種付料は受胎確認後300万円を予定している。

 同馬は父Fairy King、母Gift of the Night(その父Slewpy)という血統の愛国産馬。00年に伊・L.ダウリア厩舎からデビューし、02年には共和国大統領賞、ミラノ大賞典(共に伊G1)を連勝。さらに中山競馬場で行われたジャパンC(GI)を制し、同年のイタリア年度代表馬に選ばれる。03年に英・L.クマーニ厩舎に転厩。さらに同馬の権利の1/2を吉田照哉氏が購買する。緒戦のガネー賞(仏G1)は3着に敗れたものの、その後はイスパーン賞(仏G1)、エクリプスS、英インターナショナルS、クイーンエリザベス2世S(以上英G1)を立て続けに制覇。引退レースとなった香港C(香G1)も優勝し、欧州最優秀古馬に選出された。通算26戦13勝。伊・仏・日・英・愛・米・香の7ヶ国に出走、5ヶ国でG1・8勝という成績を残し、04年から社台スタリオンステーションで種牡馬入り。初年度は144頭に種付けし、同年秋には、シャトル種牡馬として豪・アローフィールドスタッドへ移動。今年は英・チェヴァリーパークスタッドで繋養されていた。

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