24日、03年日経新春杯(G2)を制したバンブーユベントス(牡5、栗東・田島良保厩舎)の引退が明らかになった。今後は、小倉競馬場で乗馬になる予定。
バンブーユベントスは、父マヤノトップガン、母スプリングバンブー(その父ワッスルタッチ)という血統で、叔父に田島良保厩舎所属時に99年愛知杯(G3)を制したバンブーマリアッチ(牡9、荒尾・松島壽厩舎、父バンブーアトラス)、近親には荒尾競馬で現在33戦連続連対中のキサスキサスキサス(牝6、荒尾・伊豆嘉一厩舎、父シアトルダンサーII)がいる。
02年1月のデビュー戦(ダート1200m)を制すと、続くさわらび賞(500万下・芝1600m)も快勝。初重賞挑戦となった毎日杯(G3)では3番人気で6着に敗れるも、青葉賞(G2)ではシンボリクリスエスの2着に好走。日本ダービー(G1)12着、セントライト記念(G2)12着、菊花賞(G1)7着と敗れたが、中日新聞杯(G3)で2着に入り復調を示すと、03年日経新春杯(G2)で初重賞制覇を飾った。この勝利はマヤノトップガン産駒の初重賞制覇となった。しかしレース後に右前浅屈腱炎を発症し長期休養入り。今年8月の阿蘇S(OP)で戦線に復帰するも9着に敗れ、3日のシリウスS(G3)10着が最後のレースとなった。通算成績11戦3勝(うち重賞1勝)。