「新馬戦」(19日、東京)
今年の2歳も池江厩舎の“サトノ”が旋風を起こす。日曜東京5R(芝1600メートル)で新馬勝ちを狙うのが、
サトノクロノス(牡、父ディープインパクト)。14年当歳セレクトセールで6600万円(税抜き)で取引された良血馬だ。
里見治オーナーに池江厩舎。そしてセレクトセール出身のディープインパクト産駒といえば、
サトノラーゼン、
サトノダイヤモンドが、ダービーで2年連続2着。池江泰寿師の父・泰郎氏は、調教師定年後にオーナーの
アドバイザーに転身。このトリオで重賞7勝の実績を残す。2年前を思い返し、師は「ディープインパクト産駒なので、筋骨隆々ではなかったけど、きれいな馬だった」と当時の印象を語る。
3週連続、栗東CWで3頭併せを消化するなど、順調に攻め馬を積んできた。1週前には6F83秒5-38秒7-11秒8を計時し「まだ歩様の硬いところはあるけど、動きはまずまず」と及第点を与える。目指すはダービーへとつながるV。その初陣に注目だ。