アルバートドックが差し切り重賞2勝目(撮影:下野雄規)
10日、福島競馬場で行われた七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)は、中団でレースを進めた戸崎圭太騎手騎乗の3番人気アルバートドック(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして各馬を差し切り、最後は58キロを背負いながらも伸びてきた5番人気ダコール(牡8、栗東・中竹和也厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒4(良)。
さらに3馬身差の3着に11番人気オリオンザジャパン(セ6、美浦・小西一男厩舎)が入った。なお、2番人気ルミナスウォリアー(牡5、美浦・和田正一郎厩舎)は8着、1番人気シャイニープリンス(牡6、美浦・栗田博憲厩舎)は9着に終わった。
勝ったアルバートドックは、父ディープインパクト、母ゴールデンドックエー、その父Unusual Heatという血統。今年2月の小倉大賞典に続く重賞2勝目となった。4歳(旧5歳)馬による本レース制覇は1999年のサンデーセイラ以来、17年ぶり。
【勝ち馬プロフィール】
◆アルバートドック(牡4)
騎手:戸崎圭太
厩舎:栗東・須貝尚介
父:ディープインパクト
母:ゴールデンドックエー
母父:Unusual Heat
馬主:G1レーシング
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
通算成績:17戦5勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2016年小倉大賞典(GIII)