戸崎圭太騎手騎乗のキョウエイギアが逃げ粘るケイティブレイブに4馬身差をつけ優勝した(撮影:高橋 正和)
13日、大井競馬場で行われた第18回ジャパンダートダービー(GI・3歳・ダ2000m・1着賞金4500万円)は、4〜5番手でレースを進めた戸崎圭太騎手騎乗の4番人気
キョウエイギア(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、最後は逃げ粘った3番人気
ケイティブレイブ(牡3、栗東・目野哲也厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分5秒7(良)。
さらに1.3/4馬身差の3着に1番人気
ゴールドドリーム(牡3、栗東・平田修厩舎)が入った。なお、2番人気
ストロングバローズ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)は7着に終わった。
勝った
キョウエイギアは、父ディープスカイ、母ローレルアンジュ、その父パラダイスクリークという血統。初めての重賞制覇をこの大舞台で果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆
キョウエイギア(牡3)
騎手:戸崎圭太
厩舎:栗東・矢作芳人
父:ディープスカイ
母:ローレルアンジュ
母父:パラダイスクリーク
馬主:田中晴夫
生産者:村上幹夫
通算成績:11戦4勝(重賞1勝)
【戸崎圭太騎手のコメント】
初めて乗せていただいた馬でしたが、レースぶりは見ていましたので、ある程度自信を持っていましたし、今日はオーナーの誕生日だったので力をこめて乗りました。
(道中は)今日は差しも決まっていましたし、どこからでも競馬ができる馬なので、前へ行きたい馬の後ろで我慢しようと思っていました。いつでも抜け出せるというぐらい、ずっといい手応えで、これだけの相手にいいパフォーマンスを見せられました。今後も強い競馬をしてくれると思います。