24日、佐賀競馬場で行われた第18回吉野ヶ里記念(3歳上・ダ1400m・1着賞金200万円)は、好位でレースを進めた石川慎将騎手騎乗の4番人気カシノタロン(牝5、佐賀・山下定文厩舎)が、直線で脚を伸ばして、逃げ粘る1番人気テイエムチカラ(牡6、佐賀・坂井孝義厩舎)を捕らえ、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分28秒6(良)。
さらにクビ差の3着に6番人気カーバ(牡7、佐賀・浜田一夫厩舎)が入った。なお、3番人気キョウワカイザー(牡6、佐賀・大垣敏夫厩舎)は4着、2番人気コパノエクスプレス(牡6、佐賀・東真市厩舎)は8着に終わった。
勝ったカシノタロンは、父バゴ、母カシノエスケイプ、その父スズカストリートという血統で、これが重賞初制覇。
【勝ち馬プロフィール】
◆カシノタロン(牝5)
騎手:石川慎将
厩舎:佐賀・山下定文
父:バゴ
母:カシノエスケイプ
母父:スズカストリート
馬主:柏木務
生産者:柏木務
通算成績:33戦4勝(JRA18戦2勝・重賞1勝)