17日、阪神競馬場で行われたさざんかS(2歳OP、芝1400m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気イースター(牡2、栗東・瀬戸口勉厩舎)が、後方追走から直線外を伸び、粘る2番人気ロジックをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分22秒0(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には4番人気セイウンワキタツが入った。
勝ったイースターは、父エルコンドルパサー、母は98年4歳牝馬特別・西(GII)3着などの実績があるバプティスタ(その父サンデーサイレンス)という血統。叔父に03年兵庫チャンピオンシップ(交流GIII)で2着に入ったJRA・3勝のジャズアップがいる。デビュー戦(京都・芝1600m)では中団追走から直線だけで差し切り勝ち。続く前走の京王杯2歳S(GII)では、1番人気に推され猛然と追い込むも、ハナ差届かず2着に敗れていた。通算成績3戦2勝。