25日、中山競馬場で行われた4R・2歳新馬(芝2000m)は、C.ルメール騎手騎乗の5番人気マルタカアーサー(牡2、美浦・勢司和浩厩舎)が道中好位追走から直線、落馬の影響を受けて鐙が外れながらそこから立て直した1番人気フェラーリファイブとの叩き合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは2分08秒3(良)。さらに3馬身差の3着には4番人気ケイアイボサツが入った。
勝ったマルタカアーサーは、父ヘクタープロテクター、母トワノハーモニー(その父クリスタルグリッターズ)という血統。半兄にJRA現2勝のマルタカハーモニー(牡3、美浦・清水美波厩舎、父タヤスツヨシ)がいる。ヘクタープロテクター産駒は、JRA現2歳世代で4頭目の勝ち上がりとなった。