2日、浦和競馬場で行われたニューイヤーC(3歳、南関東G3・ダート1600m、1着賞金1000万円)は、内田博幸騎手騎乗の3番人気コーラスマスター(牡3、船橋・森始厩舎)が、2番手追走から3角で先頭に立つと、中団から脚を伸ばした7番人気ユウユウシーザーを1馬身抑えて快勝した。勝ちタイムは1分44秒5(稍重)。さらにクビ差の3着には6番人気マキノチーフが入った。
勝ったコーラスマスターは、父Singspiel、母は98年グリーンランズS(愛G3)を制したStrike Hard(その父Green Desert)という血統の英国産馬。05年9月のデビュー戦(船橋・ダート1000m)を3馬身差で快勝するも、続く平和賞(南関東G3)は6着に敗退し、3戦目のナドアルシバ競馬場Cは2着に惜敗していたが、この勝利で2勝目を挙げると共に重賞初制覇を飾った。通算成績4戦2勝(重賞1勝)。
内田博幸騎手は、昨年のナイトスクール(牡4、船橋・坂本昇厩舎)に続き同レース連覇を達成。管理する森始調教師は87年の開業以来、初の重賞制覇となった。なお、内田博幸騎手は報知オールスターC(南関東G3)、東京大賞典(交流GI)、東京2歳優駿牝馬(南関東G1)に続き、南関東重賞4連勝を記録した。