29日、東京競馬場で行われたアルテミスS(2歳・牝・GIII・芝1600m)は、中団からじわじわとポジションを上げた武豊騎手騎乗の1番人気リスグラシュー(牝2、栗東・矢作芳人厩舎)が、直線で先行各馬を交わして抜け出し、外から追い上げてきた2番人気フローレスマジック(牝2、美浦・木村哲也厩舎)を1/2馬身振り切り優勝した。勝ちタイムは1分35秒5(良)。
さらに3.1/2馬身差の3着に5番人気シグルーン(牝2、栗東・宮徹厩舎)が入った。なお、3番人気トーホウアイレス(牝2、美浦・田中清隆厩舎)は12着に終わった。
勝ったリスグラシューは、父ハーツクライ、母リリサイド、その父American Postという血統。レコード勝ちを決めた未勝利戦(阪神)に続く2連勝で重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆リスグラシュー(牝2)
騎手:武豊
厩舎:栗東・矢作芳人
父:ハーツクライ
母:リリサイド
母父:American Post
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:3戦2勝(重賞1勝)