蛯名騎手が「宝塚記念の頃のような、弾むような感じにまではいってはいない」と語るマリアライト(撮影:佐々木祥恵)
昨年のエリザベス女王杯(GI)の覇者で、今年は宝塚記念(GI)で牡馬を退けてGI2勝目を挙げたマリアライトが、蛯名正義騎手を背にウッドチップコースで1週前追い切りを消化した。追い切り後の蛯名騎手のコメント。
「いつも68秒台で精一杯で、稽古は動く馬ではないですが、ここまでは順調に来ていると思います。ただ宝塚記念の頃のような、弾むような感じにまではいってはいないですね。
昨年のエリザベス女王杯の時も本当に状態が良くて、返し馬の感触も良く、これは勝てるのではないかと感じました。有馬記念の時は外からサッと好位につけられましたし、そういうタイプだったのですが、ニュートラルからギアが入りづらいというか、一瞬モタつくようなところがあります。それでも少しずつ戻りつつありますし、スタッフも頑張って調整してくれていますから、このあと2戦、いい形で臨めるようにしていければと思います」
(取材・写真:佐々木祥恵)