29日、京都競馬場で行われたシルクロードS(4歳上・GIII・芝1200m)は、後方でレースを進めた武豊騎手騎乗の3番人気ダンスディレクター(牡7、栗東・笹田和秀厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、好位追走から一旦は先頭に立った4番人気セイウンコウセイ(牡4、美浦・上原博之厩舎)を捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分7秒8(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に7番人気セカンドテーブル(牡5、栗東・崎山博樹厩舎)が入った。なお、2番人気ソルヴェイグ(牝4、栗東・鮫島一歩厩舎)は6着、1番人気ネロ(牡6、栗東・森秀行厩舎)は11着に終わった。
勝ったダンスディレクターは、父アルデバラン2、母マザーリーフ、その父サンデーサイレンスという血統。昨年の本レースを制したあとは脚部不安による休養もあって勝ち星がなかったが、見事ここで完全復活を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ダンスディレクター(牡7)
騎手:武豊
厩舎:栗東・笹田和秀
父:アルデバラン2
母:マザーリーフ
母父:サンデーサイレンス
馬主:太田珠々子
生産者:藤原牧場
通算成績:21戦7勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2016年シルクロードS(GIII)