サンデーTC

アエロリットなど、クイーンC1週前厩舎情報/美浦トレセンニュース

2017年02月02日 19:30

横山典弘騎手が騎乗してクイーンCの1週前追い切りを行ったアエロリット(撮影:佐々木祥恵)

 2月11日(土)に東京競馬場で行われるクイーンC(GIII・芝1600m)に出走する注目馬の1週前情報。

■アエロリット(牝3・美浦・菊沢隆徳)について、菊沢調教師。
「先週放牧先から帰厩して、今週(2/1)はジョッキー(横山典弘騎手)に感触を掴んでもらいました。土曜日がレースなので、週末に速めの追い切りをして、来週水曜日はさほど速いところはやらない予定です。前走と比べると間隔が短いですし、体もできていますので、あとは整える程度で大丈夫でしょう。

 前走(フェアリーS・GIII)はあの流れでよく2着に残ってくれましたし、強い競馬でした。馬場がゆるいのも良くはないので、その点でもよくこらえてくれました。東京でのスピード勝負の方がむしろ良いでしょう。距離は短めの方が良さそうですが、今は桜花賞を目標に進めています。できればこのレースから桜花賞に直行したいですね」

■フローレスマジック(牝3・美浦・木村哲也)について、木村調教師。
「前走のアルテミスS(GIII)は2着でしたが、3着の馬とは差がありましたし、賞金加算もできました。レース後は放牧に出して、牧場でもしっかりやってもらいました。こちらに戻ってきてからも乗り込んでいます。高い能力の持ち主ですが、まだ遊ぶところがありそうなので、今週(2/1)は大きなストライドで集中させて走らせたいと考えていました。併せた馬も頑張っていましたので、トップギアに入れて終いまで気を抜かずに走らせることができました。期待の大きい馬ですし、今回も良い競馬をしたいですね」

■シンボリバーグ(牝3・美浦・藤沢和雄)について、大江原調教助手。
「競馬で力むところがあるので、調教でも力まないように工夫して調整をしています。前走(菜の花賞・500万下・2着)は道中気負って走った分、終い甘くなりました。力は重賞でも十分足りると思いますし、長く脚を使えるので、東京の方が競馬がしやすいでしょう」

■ハナレイムーン(牝3・美浦・堀宣行)について、森調教助手。
「昨年秋に新馬戦で勝ったあと、一旦放牧に出しました。年明けに入厩して、ここを目標にしてきました。相変わらず飼い葉食いが良くないので、他の馬より控えめな調整です。休み明けでキャリア一戦はハンデになるとは思いますが、素質はここでも通用すると思います。今日(2/2)の1週前は3頭併せの追い切りでしたが、この馬が一番手応えが良かったです。来週に向けて良い状態になっていると思います。欲を言えばしっかり飼い葉を食べて、もう少し体が増えてほしですね。現在の馬体重は427キロで、このままいくと前走と同じくらいでの出走になりそうです」

(取材・写真:佐々木祥恵)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。