28日、京都競馬場で行われた6R・3歳新馬(芝1400m)は、菊地昇吾騎手騎乗の8番人気
セイヴィングス(牝3、栗東・鹿戸幸治厩舎)が道中先団追走から4角で先頭に並びかけると、直線徐々に追い詰めた12番人気
ズームトウショウをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分23秒9(良)。さらにクビ差の3着には4番人気
ビッグエルメスが入った。
 勝った
セイヴィングスは、父サクラバクシンオー、母サンデーファスト(その父Slew o' Gold)という血統。伯父に90年ウッド
メモリアルS(米G1)を制し、種牡馬となったサーティシックスレッド Thirty Six Red、伯母に94年ビヴァリーヒルズH(米G1)コラゾナ
 Corrazonaがいる。 
 小倉4R・3歳新馬(牝・芝1200m)は、藤岡祐介騎手騎乗の2番人気
スパニッシュソウル(牝3、栗東・中尾秀正厩舎)が道中は先頭集団を見ながら追走し、直線最内からスパートするとそのまま後続を突き放し、粘り込みを図る1番人気
エリモフィナーレに3.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分08秒9(良)。さらに3/4馬身差の3着には10番人気
ビコーガイアが入った。
 勝った
スパニッシュソウルは、父フジキセキ、母スウィーピングズ(その父Mr.Prospector)という血統。叔父に
スイープトウショウ(05年宝塚記念-GI)、
ラインクラフト(05年桜花賞-GI)、サウスヴィグラス(03年JBCスプリント-交流GI)などを輩出している種牡馬エンドスウィープ(父フォーティナイナー)がいる。
 なお、騎乗した藤岡祐介騎手は今回の勝利でJRA通算100勝を達成した。