5日、東京競馬場で行われた6R・3歳新馬(芝1800m)は、柴田善臣騎手騎乗の3番人気ジョウテンライジン(牡3、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が道中は先団を追走し、直線入り口で外から先頭に並びかけると、内で粘る5番人気プロトプラストを2.1/2馬身差突き放して快勝した。勝ちタイムは1分50秒0(良)。ハーツクライの半弟として注目を集めた1番人気オメガグランプリはさらにクビ差の3着に敗れた。
勝ったジョウテンライジンは、父ブライアンズタイム、母ライジングサンデー(その父サンデーサイレンス)という血統。祖母に87年エリザベス女王杯(GI)を制したタレンティドガール(父リマンド)、伯父に99年アルゼンチン共和国杯、98年セントライト記念(共にGII)3着のシンコウシングラー(父サンデーサイレンス)がいる。
東京3R・3歳新馬(ダート1600m)は、勝浦正樹騎手騎乗の4番人気ポートエリザベス(牝3、美浦・尾形充弘厩舎)が道中は先団を追走し、直線入り口で内から先頭に並びかけるとそこから末脚を伸ばし、粘り込みを図る3番人気ローランシャルフに3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分42秒4(稍重)。さらにクビ差の3着には1番人気ダイワパンテーラが入った。
勝ったポートエリザベスは、父フジキセキ、母マドモアゼルランド(その父Kingmambo)という血統。牝系に02年新潟記念(GIII)を制すなどJRA・5勝を挙げたトーワトレジャー(父トニービン)がいる。