11日、京都競馬場で行われた寒桜賞(3歳500万下、芝1200m)は、福永祐一騎手騎乗の4番人気ナンヨーノサガ(牝3、美浦・池上昌弘厩舎)が好位追走から直線しぶとく伸び、追い込んだ5番人気ナムラブームとの接戦をハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分10秒4(良)。さらにハナ差の3着には3番人気ショウナンハイギアが入った。
勝ったナンヨーノサガは、父デザートキング、母モーニングミュージック(その父Green Desert)という血統。05年JRAブリーズアップセールにて870万円で落札されていた。05年6月に福島でデビューし、初戦、2戦目と3着の後、3戦目に初勝利。続いて挑戦したカンナS(OP)では2番人気に推されるも8着、前走の3歳500万下では6着に敗れていた。これまでいずれも芝の1200m戦に出走して、通算成績は6戦2勝。