12日、京都競馬場で行われた7R・3歳500万下(ダート1200m)は、C.ルメール騎乗の1番人気インディドライバー(牡3、栗東・瀬戸口勉厩舎)が、好位追走から直線脚を伸ばし、逃げ込みをはかる6番人気アインカチヌキに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分12秒7(良)。さらに2馬身差の3着には7番人気ポートジェネラルが入った。
勝ったインディドライバーは、父フジキセキ、母はJAR・5勝のインディアナカーヴ(その父A.P.Indy)という血統。従兄に03年新潟2歳S(GIII)3着のアウトディスタンスがいる。05年12月に京都(ダート1200m)でデビュー。2戦目(阪神・ダート1200m)で初勝利を挙げる。前走(3歳500万下、ダート1200m)では1番人気に支持されたものの、3着に敗れていた。通算成績4戦2勝。
東京7R・3歳500万下(芝1600m)は、柴田善臣騎手騎乗の1番人気リザーブカード(牡3、美浦・栗田博憲厩舎)が道中は中団を進み、直線外めから末脚を伸ばすと、先に抜け出していた4番人気ミストラルクルーズを差し切り1/2馬身差で優勝した。勝ちタイムは1分35秒5(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には5番人気マシュリクが入った。
勝ったリザーブカードは父サクラバクシンオー、母ディナータイム(その父Bering)という血統。牝系に91年ジャパンC(GI)、90年アーリントンミリオン(米G1)を制した種牡馬ゴールデンフェザント(父Caro)がいる。昨年7月の2歳新馬(函館・芝1200m)でデビュー勝ちを収めた後は勝ちきれないレースが続き、前走のひいらぎ賞(2歳500万下、芝1600m)も3着と敗れていた。通算成績6戦2勝。