【しらさぎ賞】ニシノラピート重賞初制覇 31戦目ついに「泣きたいほどうれしい」

2017年04月27日 06:00

 4馬身差の快勝で重賞初制覇を決めたニシノラピート

「しらさぎ賞・S3」(26日、浦和)

 デビュー31戦目の6歳牝馬、2番人気のニシノラピートが、直線で豪快に抜け出してうれしい重賞初制覇を達成した。2着は7番人気のプリンセスバリュー、3着は3番人気のポッドガゼールが入り、大逃げを打った1番人気のコスモフットライトはラストに失速して7着に敗れた。

 鮮やかな勝利だった。コスモフットライトが大逃げを打つ展開になったが、ニシノラピートは3、4番手から追走。3コーナー過ぎからスパートして、残り200メートルで逃げ馬をかわすと、あとはゴールまで独走だ。重賞初挑戦でのタイトル奪取に柏木健は「自信を持って乗れたし、力を出してくれた」と満面の笑みで振り返った。

 これで浦和では2戦2勝。前走のティアラカップを勝ったときに「左回りのきついコーナーをうまく回るし、この馬は浦和が好き」と柏木健は確かな手応えをつかんでいた。管理する市村誠師は、09年11月のハイセイコー記念(ショウリュウ)以来となる重賞2勝目。「関係者の皆さんがいなかったら、わんわん泣きたいほどうれしかった」と喜びを爆発させた。

 当面の目標は得意の浦和での「さきたま杯・Jpn2」(5月31日)となる。「JRA勢が相手で厳しいが、相手なりに走れるようになったので頑張って欲しい」と同師は愛馬の健闘に期待を寄せた。

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