オークスダイジェスト/勝ちタイムは2分24秒1(良)

2017年05月21日 18:43

オークスを制し桜花賞の雪辱を果たしたソウルスターリング(撮影:下野雄規)

2017年 オークス(GI・東京芝2400m/天気:晴/馬場:良/18頭立て)

 11番レッドコルディスがゲート内で立ち上がって出遅れ。9番ディーパワンサ、14番リスグラシューも出は今一つ。3番フローレスマジックがダッシュ良くハナを切り、その内に2番ソウルスターリングが続く。さらに4番ミスパンテール、12番ブラックオニキスなどが続いて最初のコーナーへ。

 1コーナーを回って、フローレスマジックのリードは1馬身。ミスパンテールが2番手に浮上し、直後にソウルスターリングブラックオニキス、その外を15番ヤマカツグレースが上がっていく。1馬身差で17番カリビアンゴールド、その内に1番モズカッチャン、外に13番レーヌミノルがいる。1馬身差でリスグラシュー、半馬身差の外に8番ホウオウパフューム、この2頭の内に10番ブラックスビーチと5番モーヴサファイアが続く。2馬身開いて16番アドマイヤミヤビ、その内にディーパワンサ、1馬身差で7番ディアドラ、さらに1馬身差で18番マナローラ、直後にレッドコルディスと続いて、2馬身後ろの最後方が6番ハローユニコーンとなった。

 1000mの通過タイムは61.7秒。3コーナーに入り、ソウルスターリングがじわじわと前に並びかけていく。アドマイヤミヤビは馬群の一番外を回って最後の直線を迎える。

 直線に入って、ソウルスターリングが馬場の中ほどへ持ち出しながら、逃げるフローレスマジックを捕らえにかかる。その内にモズカッチャンが上がってきて、後ろからは内で立ち回っていたディアドラや、外のアドマイヤミヤビが脚を伸ばしてきた。リスグラシューも狭いところから上がってきているが、他馬に接触するなど厳しい形に。レーヌミノルは追って伸びず、さらに挟まれる場面もあって万事休す。残り200mを切ってソウルスターリングが先頭に躍り出た。その内のモズカッチャンもいい脚を使って並びかけようとするが、ムチが入ってソウルスターリングはさらに一伸び。ソウルスターリングはそのままモズカッチャンを完全に振り切り、最後は1.3/4馬身差をつけてゴール。桜花賞の雪辱を果たし、3歳牝馬の頂点に立った。2着モズカッチャンから2.1/2馬身差の3着にはアドマイヤミヤビが入った。以下4着ディアドラ、5着リスグラシューレーヌミノルは13着だった。勝ちタイムは2分24秒1(良)。ソウルスターリングを管理する藤沢和雄調教師は、この勝利で史上2人目となるJRA重賞100勝の大記録を達成した。

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