エイシンアトロポスが新設の牝馬重賞を制す(写真提供:佐賀県競馬組合)
2日、佐賀競馬場で行われた第1回佐賀ヴィーナスC(3歳上・牝・ダ1400m・1着賞金300万円)は、先手を取った田中学騎手騎乗の1番人気エイシンアトロポス(牝5、兵庫・渡瀬寛彰厩舎)が、3コーナーから後続とのリードを大きく広げ、最後は2着の5番人気ドンプリムローズ(牝4、佐賀・真島元徳厩舎)に7馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分27秒0(稍重)。
さらに3馬身差の3着に6番人気ナムラカグヤヒメ(牝5、笠松・伊藤強一厩舎)が入った。なお、3番人気ナツ(牝4、金沢・中川雅之厩舎)は4着、2番人気ダンシング(牝5、佐賀・真島元徳厩舎)は7着に終わった。
勝ったエイシンアトロポスは、父ヨハネスブルグ、母エイシンシャロン、その父Great Aboveという血統で、これが重賞初制覇。
【勝ち馬プロフィール】
◆エイシンアトロポス(牝5)
騎手:田中学
厩舎:兵庫・渡瀬寛彰
父:ヨハネスブルグ
母:エイシンシャロン
母父:Great Above
馬主:平井克彦
生産者:多田善弘
通算成績:23戦14勝(重賞1勝)