4日、中山競馬場で行われたオーシャンS(GIII、芝1200m)は、内田博幸騎手騎乗の14番人気(単勝13,950円)ネイティヴハート(牡8、船橋・坂本昇厩舎)が中団後ろを追走から追い込み、6番人気コパノフウジンを1馬身交わして優勝した。勝ちタイムは1分08秒6(稍重)。さらにアタマ差の3着には1番人気
シンボリグランが入り、3連単は2,160,190円の大波乱となった。
勝ったネイティヴハートは、父スターオブコジーン、母ポトマックチェリー(その父ノーザンテースト)という血統。甥に
マーブルチーフ(03年京都新聞杯-GII)、姪に
サクセスストレイン(01年クイーンC-GIII)などがいる。00年東北ジュニアグランプリ(盛岡)で地方重賞初制覇。その後は朝日杯3歳S(GI)で3着に入るなどJRAの重賞戦線で活躍。今回の勝利は、当時OP特別だった03年オーシャンS以来3年ぶりの勝利で、JRA重賞初制覇となった。通算成績40戦7勝(うちJRA・32戦4勝)。
鞍上の内田博幸騎手は
リミットレスビッドで制した根岸S(GIII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算4勝目。管理する坂本昇調教師はJRA初勝利となった。