29日、小倉競馬場で行われた小倉サマージャンプ(3歳上・JGIII・障害3390m)は、中団につけて各障害をクリアしていった西谷誠騎手騎乗の6番人気ソロル(牡7、栗東・中竹和也厩舎)が、直線の最終障害を越えて一気に脚を伸ばし、好位追走から一旦は先頭に立った1番人気アップトゥデイト(牡7、栗東・佐々木晶三厩舎)をゴール寸前で捕らえて、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分42秒7(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に4番人気マイネルフィエスタ(牡7、栗東・中村均厩舎)が入った。なお、3番人気オースミムーン(牡8、栗東・松下武士厩舎)は5着、2番人気メイショウヒデタダ(牡8、栗東・南井克巳厩舎)は6着に終わった。
また、14番人気ビコーピリラニ(牡7、栗東・田所秀孝厩舎)と、12番人気ウォンテッド(牡7、栗東・松田国英厩舎)は落馬のため競走を中止した。完走は12頭。
勝ったソロルは、父シンボリクリスエス、母ラバヤデール、その父サンデーサイレンスという血統。2014年のマーチSに続く勝利で、史上11頭目となる平地・障害双方の重賞制覇を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ソロル(牡7)
騎手:西谷誠
厩舎:栗東・中竹和也
父:シンボリクリスエス
母:ラバヤデール
母父:サンデーサイレンス
馬主:サンデーレーシング
生産者:追分ファーム
通算成績:42戦9勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2014年マーチS(GIII)