“ミッドサマー・ダービー”前哨戦でG1馬2頭が敗れる大波乱

2017年07月31日 11:00

 8月26日にサラトガで行われる「ミッドサマー・ダービー」G1トラヴァーズS(d10F)へ向けた、地元の前哨戦G2ジムダンディS(d9F)が29日に行われ、今年のG1ケンタッキーダービー(d10F)勝ち馬オールウェイズドリーミング(牡3、ボディマイスター)、今年のG1プリークネスS(d9.5F)勝ち馬クラウドコンピューティング(牡3、父マクリーンズミュージック)が出走したが、いずれも敗れる波乱の結末となった。

 1番人気(2.1倍)に推されたオールウェイズドリーミングが逃げ、2番人気(2.2倍)のクラウドコンピューティングが2番手で追走した後、3コーナー過ぎからクラウドコンピューティングがオールウェイズドリーミングの外に馬体を併せに行った時には、2頭の一騎打ちかと思われたが、直線に向くと両馬ともに失速。オールウェイズドリーミングは勝ち馬から5.1/4馬身差の3着、クラウドコンピューティングは3着馬から頭差+頭差の5着に終わった。両馬ともここは休み明けの一戦だったが、半マイル=48秒53、6F=1分13秒27という穏やかな流れで先行しながらの失速だけに、今後に不安を抱かせる内容であった。

 勝ったのは、4番人気だったグッドサマリタン(牡3、父ハーランズホリデー)。デビューから前走まで芝ばかり6戦し、G2サマーS(芝8F)を含む2勝、G1BCジュヴェナイルターフ(芝8F)3着などの実績を残していたが、ダートを走るのはこのレースが初めてだった。

(文:合田直弘)

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