12日、阪神競馬場で行われたフィリーズレビュー(3歳牝、GII・芝1400m)は、長谷川浩大騎手騎乗の3番人気ダイワパッション(牝3、美浦・増沢末夫厩舎)が好位追走から抜け出し、中団から追い上げてきた6番人気ユメノオーラを1.3/4馬身抑えて優勝した。勝ちタイムは1分23秒1(稍重)。さらに1.1/4馬身差の3着には先行した5番人気エイシンアモーレが入った。なお、上位3頭には桜花賞(GI)への優先出走権が与えられる。
勝ったダイワパッションは、父フォーティナイナー、母サンルージュ(その父シェイディハイツ)という血統。05年JRAブリーズアップセールにて、最高落札価格となる2900万円で落札されていた。初勝利を挙げたデビュー4戦目からの4連勝で、前走フェアリーS(GIII)に続く重賞2勝目となった。通算成績7戦4勝。
鞍上の長谷川浩大騎手、管理する増沢末夫調教師共に、同馬で制した05年フェアリーS(GIII)以来のJRA重賞制覇。長谷川騎手はJRA重賞通算3勝目、増沢調教師は同13勝目となった。