園田で赤岡騎手らから“ファーストキッス”をプレゼント

2017年09月21日 19:40

園田・姫路競馬の騎手から“ファーストキッス”が手渡された(撮影:大恵陽子)

 高知競馬の騎手が地元の子供たちと田植え・収穫をしたコシヒカリの新米「ファーストキッス」(命名:赤岡修次騎手)が、園田競馬場で来場者にプレゼントされた。

 2013年より赤岡騎手が中心となって行われている新米の収穫。きっかけは07年にワールドスーパージョッキーズシリーズで総合3位になったことだった。それを機に赤岡騎手は社会福祉活動を開始し、活動に賛同した高知県南国市の農家・吉本正仁さんが自身の水田を提供して騎手と地元の子供たちによる田植え・収穫が始まった。そして今年、かねてより人馬の交流が盛んな園田競馬場でファンにプレゼントされることとなった。最終レースが終了するとパドックに園田・姫路競馬の騎手が現れ、先着100名に「ファーストキッス」3合を一つずつ手渡した。そのうちの1人、中田貴士騎手は昨年、高知競馬で期間限定騎乗中に稲刈りに参加。「子供たちの笑顔がとても溢れていました。“笑顔風味”の美味しいお米を食べてください」と話した。

 また偶然にもこの日は赤岡騎手が重賞・園田プリンセスC騎乗のため園田競馬場に来ており、「5年目を迎えたファーストキッス。子供たちと収穫をしたので美味しく食べてください」と紹介。集まったファンは「赤岡騎手、応援しています!」など声を掛けていた。

 このほかにも場内では赤岡騎手、宮川実騎手、中西達也元騎手のサイン入り勝負服や、永森大智騎手、別府真衣騎手のサイン入りゴーグル、高知県南国市特産品詰め合わせが当たるジャンケン大会が行われ、高知出身というファンや「どうしてもサイン入り勝負服が欲しくて」という女性まで多くのファンが集まった。

(取材・文・写真:大恵陽子)

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