10月19日に天皇賞(秋)の1週前追い切りを行ったサトノクラウン(撮影:佐々木祥恵)
10月29日(日)の天皇賞・秋(GI・東京芝2000m)に登録のあるサトノクラウン(牡5)とネオリアリズム(牡6)、10月28日(土)のスワンS(GII・京都芝1400m)に出走を予定しているキャンベルジュニア(牡5)の堀宣行厩舎3頭が、10月19日(木)に1週前追い切りを消化した。各馬の1週前について、森調教助手のコメント。
【天皇賞・秋】
サトノクラウン
「宝塚記念(GI・1着)後は放牧に出て、9月の終わり頃に帰厩しました。ここまで順調に乗り込んでいます。休み明けの分、先週はまだ重めでした。今週(10/19)は6ハロンからしっかり追いました。馬場のせいもあって動きが重かったですが、十分負荷をかけましたし、状態はアップすると思います。昨日の時点で508キロと馬体重は若干プラスですが、休み明けとしてはちょうど良いと思います」
ネオリアリズム
「香港のレース(クイーンエリザベスII世C・GI・1着)の後、札幌記念(GII)を目標に函館競馬場で調整していましたが、蹄に痛みがあり諦めて放牧に出しました。9月終わり頃に帰厩して、順調に調整できています。蹄も問題ありません。先週の動きはとても良くて、今日もしっかりやっていますが、状態は安定しています」
【スワンS】
キャンベルジュニア
「京王杯SC(GII・11着)後は放牧に出して、9月終わりに戻ってきました。前走は重馬場だったことと、その前に中山で中1週で使った疲れもあっての大敗だったのかもしれません。今回はフレッシュですし、背腰も良い状態です。今日は長めからやりましたが、動きは良かったですし、状態も良いですね」
(取材・写真:佐々木祥恵)