東西で重賞開催、ブエナビスタの半妹デビューなど/本日の注目ポイント

2017年10月28日 06:00

姉のブエナビスタはGI・6勝を挙げた名牝。プリメラビスタは姉を超える活躍を見せられるか(撮影:下野雄規)

 10/28(土)は東京・京都・新潟の3場開催。27日正午の馬場発表では、東京は芝が良・ダートが稍重、京都は芝が稍重・ダートが重、新潟は芝ダートともに良となっているが、またも台風接近の影響で、28日の東京と京都は曇りのち雨の予報。今週も厳しいコンディションとなりそうだ。

■京都メインはマイルCSの前哨戦・スワンS
 京都11RはマイルCS(GI)の前哨戦・スワンS(GII)。ここから本番を制したのは過去10年でエーシンフォワード(スワンSは8着)のみだが、フィエロ(2回)・ダイワマッジョーレ・グランプリボス・スーパーホーネットと延べ5頭が本番で2着に入っている。また、ここは安田記念・スプリンターズSといったGI組を押しのけて、ポートアイランドS組が過去10年で最多勝を挙げている(3勝)。今年はムーンクレストがここからの臨戦。

■東京では阪神JFの重要ステップ・アルテミスS
 東京メインは牝馬の2歳重賞・アルテミスS(GIII)。昨年の覇者リスグラシューはその後3度のGI・2着、一昨年の覇者デンコウアンジュは今年のヴィクトリアマイル(GI)で2着に激走、2着のメジャーエンブレムはその後GIを2勝している。また、今年で6回目と歴史は浅いが、既に過去10年で最多となる4頭の阪神JF連対馬を出している。

■ブエナビスタの半妹が京都でデビュー
 2011年のジャパンC(GI)などGI・6勝を挙げた名牝ブエナビスタの半妹、プリメラビスタが京都5Rの新馬戦でデビュー。母ビワハイジは繁殖生活を終えており、本馬が最後の仔となる。他にも、昨年のセレクトセールで2億8080万円のスーパーフェザー、エリモピクシーの仔レッドヴェイロンなど注目馬が出走する。

■3名の外国人騎手が短期免許で来日
 アンドレアシュ・シュタルケ騎手(10/28〜11/27)、クリスチャン・デムーロ騎手(10/28〜12/31)、ヴァンサン・シュミノー騎手(10/28〜11/12)が本日から日本で騎乗。A.シュタルケ騎手は京都で7鞍、C.デムーロ騎手は京都で10鞍、V.シュミノー騎手は東京で3鞍に騎乗する。

■良血アドマイヤキングが無傷2連勝狙う
 京都9R、2歳オープン戦の萩Sにアドマイヤキングが出走する。叔父ドゥラメンテをはじめ、近親に活躍馬が多数いる良血馬。2馬身差で完勝した新馬戦に続く無傷の2連勝なるか。

■熾烈なリーディングジョッキー争い
 先週はC.ルメール騎手が6勝を挙げ、戸崎圭太騎手を抜いてリーディングトップに立った。27日時点でC.ルメール騎手が147勝、戸崎圭太騎手が146勝、M.デムーロ騎手が141勝。最後までこの三つ巴の争いが続きそうだ(4位は福永祐一騎手の98勝)。

■ブエナビスタの娘コロナシオン、2勝目なるか
 京都7Rの500万下にブエナビスタの初仔、コロナシオンが出走する。新馬戦のあとは勝ち星を挙げていないが、前走は休み明けで3着と好走した。叩き2戦目のここで2勝目を挙げられるか。

■ゴールドシップの全弟ゴールドフラッグ、勝ち上がりを狙う
 京都3Rの未勝利戦には、ゴールドフラッグが出走。GI・6勝を挙げたゴールドシップの全弟にあたり、デビュー戦から着順は4・3・2着。今度こそ勝ち星を掴みたいところだ。

■田辺裕信騎手らが区切りの勝利まであとわずか
 田辺裕信騎手はJRA通算700勝まであと2勝で、本日は東京で10鞍に騎乗。高倉稜騎手はJRA通算200勝まであと1勝で、京都で5鞍に騎乗。松若風馬騎手はJRA通算200勝まであと3勝で、京都で6鞍に騎乗。岩崎翼騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、京都で3鞍に騎乗。また、本日から日本で騎乗のC.デムーロ騎手もJRA通算100勝まであと1勝となっている。

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