9日、福島競馬場で行われた雪うさぎ賞(3歳500万下、芝1200m)は、中舘英二騎手騎乗の5番人気トシザサンサン(牝3、栗東・鮫島一歩厩舎)が先団追走から直線入り口で先頭に並びかけ、7番人気ケイアイデジタルを1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分10秒9(良)。さらに2馬身差の3着には2番人気タガノアルサルディが入った。
勝ったトシザサンサンは父ブラックタイアフェアー、母サツマリーベ(その父カコイーシーズ)という血統。叔父に98年クラスターC(交流GIII)勝ち馬のファーストアローがいる。昨年8月の新馬戦でデビュー勝ち。昇級後は苦戦が続き、5ヶ月の休養明けとなった前走ファルコンS(GIII)は7着に敗れていた。通算成績6戦2勝。