ワンブレスアウェイは姉妹に続く重賞ウイナーとなれるか(写真は2017年阿武隈S優勝時、撮影:下野雄規)
12/16(土)は中山・阪神・中京の3場開催。15日正午の馬場発表では3場ともに芝・ダート良、天候も3場ともに曇りの予報となっている。
■中山メインは牝馬限定ハンデ重賞・ターコイズS。
中山11RはターコイズS。今年からGIIIに格付けされた牝馬限定のハンデ重賞だ。今年は秋華賞4着のラビットランや、ロックディスタウンなど姉妹に3頭の重賞ウイナーがいるワンブレスアウェイなどが出走する。
■阪神では芝1200mのハンデ戦・タンザナイトS
阪神11RはタンザナイトS(OP)。ターコイズS同様、12月の誕生石の名を冠するレースだ。今回は3歳馬メイソンジュニア、セントウルS5着以来のアドマイヤゴッド、3連勝中のアペルトゥーラなどが出走する。
■金沢の吉原寛人騎手が中央参戦
11月にネロで京阪杯を制し、JRA重賞初制覇を達成した金沢の吉原寛人騎手が中京に参戦。4Rの障害、7Rの若手騎手限定以外の10レース全てに騎乗する。
■ヌーヴォレコルトの全弟がデビュー
中山5Rの新馬戦でヌーヴォレコルトの全弟、オーケストラがデビューする。先週の阪神JFを制した石橋脩騎手とのコンビで初陣を飾ることができるか。その他、調教の動きが良いムーランジュビリーなども出走する。
■小田切有一氏の所有馬が6頭登場
個性的な馬名のセンスで知られる、小田切有一氏の所有馬が3場で計6頭出走する。マザー(中京1R)、ピーナツ(阪神1R)、セガールモチンモク(中山7R)、オモイサイフ(阪神8R)、ピンポン(阪神11R)、オウノミチ(阪神11R)。
■ひいらぎ賞、近年の優勝馬には後のGI馬も
中山9Rは芝1600mの2歳戦、ひいらぎ賞(500万)。近年の優勝馬にはミッキーアイル、マイネルホウオウといった後のGI馬が名を連ねている。今年はロードカナロア×ザレマのグランドピルエットなどが出走する。
■つわぶき賞、阪神JF除外組が鬱憤を晴らすか
中京10Rは芝1400mの2歳牝馬限定戦、つわぶき賞(500万)。今回は阪神JFを除外となったサウンドキアラ、モズスーパーフレアに人気が集まりそう。
■良血馬リシュブールが勝ち上がりを狙う
阪神4Rの未勝利戦にリシュブールが出走する。父キングカメハメハ、母ラストグルーヴ(ディープインパクト×エアグルーヴ)という良血馬。デビュー戦はルーカスの2着、続く未勝利戦もケイティクレバーの2着だったが、今度こそ勝ち星を掴めるか。
■水沢では白嶺賞、タイセイファントムら出走
岩手・水沢競馬場では15時15分(第10R)に白嶺賞(M3)が行われる。昨年は降雪により中止となったため、今年は2年ぶりの開催となる。注目はJRA6勝の実績を誇るタイセイファントム。移籍初戦の前走、絆Cではダートグレード競走でも上位のラブバレットを破り、その実力を見せつけた。これに芝ダートを問わず3連勝中のコウセンらがどこまで対抗できるか。
■川島信二騎手らが区切りの勝利まであとわずか
川島信二騎手はJRA通算300勝まであと1勝で、本日は中京で3鞍に騎乗。松若風馬騎手はJRA通算200勝まであと2勝で、中京で8鞍に騎乗。伊藤工真騎手はJRA通算100勝まであと1勝で、中山で1鞍に騎乗。鮫島克駿騎手はJRA通算100勝まであと1勝で、中京で9鞍に騎乗。